花火マニア(R)安斎幸裕です。花火もトップシーズンに差し掛かり、全国各所で花火大会が盛大に開催されています。令和元年の今年、皆さんは花火見られましたか??
花火のトップシーズンではあるものの、私の場合、夏の観覧予定は春のうちに立ててしまい、いま頭の中はすでに秋冬の観覧計画を立てている最中です。
ここ近年、10月第2土曜日に決まって重なっていた「NARITA花火大会」と「こうのす花火大会」。やっぱり千葉県、地元の花火を応援したい!との思いで成田を優先していましが、今年はNARITA花火大会が10月13日(日)開催になったことで、久しぶりに「こうのす花火大会」に行けることになりました!
色々情報を調べるために、こうのす花火大会オフィシャルホームページや鴻巣市の情報サイト「こうのす広場」を見ていましたら、なんだか『アツいプロジェクト』に取り組んでいる ことが判明!!
私の大好きな花火大会の一つである、こうのす花火大会を応援せずにはいられなくなりました!!
何がそんなにアツいのか!?応援の意味も込めて記事にしたいと思います^_^
日本一の花火玉が打ち上がる「こうのす花火大会」って?
埼玉県鴻巣市で開催される「こうのす花火大会」毎年10月(年によって変動あり)に開催される埼玉県下有数の大規模花火大会です。この”日本一の花火大会”として人気を博しているこうのす花火大会、何が凄いかといいますと(おさらいもの意味も込めて)・・・
こうのす花火大会のここがスゴい!
- 打ち上げ発数20,000発超!
- 尺玉300連発打ち上げ!
- 四尺玉&三尺玉打ち上げ!
打ち上げ発数20,000発超!
行く(行きたい)花火大会を選ぶ際、私は打ち上げ発数はあまり意識していなくて中身で選ぶようにしていますが…それでも大多数の方は花火の打ち上げ発数で選ぶのではないでしょうか?
こちら、こうのす花火大会は、なんと打ち上げ発数20,000発オーバー!埼玉県内No.1の打ち上げ発数をほこります。これだけでもスゴい花火大会ですよね♪
尺玉300連発打ち上げ!
花火玉の大きさは号数(寸)で表します。隅田川花火大会で打ち上がる最大の大きさは5号玉(5寸玉)直径約15㎝・上空約190mまで打ち上がり・直径約170mに広がります。
このこうのす花火大会では「鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)」というプログラムがあり、そこで10号玉(通称・尺玉)が何と300発打ち上げられます。
この10号玉は直径約30㎝・上空約320mまで打ち上がり・直径約330mに広がります。ちょうど東京タワーと同じくらいの高さまで打ち上がる大玉花火の連発が、このこうのす花火大会で見られます!しかも300連発!!スゴい♪
四尺玉&三尺玉打ち上げ!
上に東京タワーと同じくらいの高さまで打ち上がるのが尺玉と書きましたが、その東京タワーよりも高く、東京スカイツリーよりもさらに高い!「四尺玉」の打ち上げがあります。
- 直径:約105㎝
- 重さ:約464kg
- 打上高:約750m
- 開花幅:約750m
この圧倒的なスケール!関東ではここ、こうのす花火大会でしか見られないビッグスケールの超大玉花火が打ち上げられます。しかもこの四尺玉『日本一重い花火玉』なんですよ。
この四尺玉の打ち上げだけでもすごいのに、さらに直径約90cm・開花幅約650mの三尺玉も打ち上げられます!
鴻巣市の情報サイト「こうのす広場」にも詳しく記載していますので、そちらもご覧くださいませ!
▼鴻巣市ポータルサイト・こうのす広場
令和元年・2019年のこうのす花火大会はココに注目!
この大規模花火大会「こうのす花火大会」は、自治体(鴻巣市)主体ではなく、鴻巣市商工会青年部が主催しています。若い青年部の皆さんはチャレンジ精神が旺盛で、毎年あっと驚く新しい仕掛けや、珍しい花火を打ち上げ、私たちを楽しませてくれます。
令和元年の今年は、埼玉県とメキシコ州姉妹提携40周年を記念して、関東初のメキシコの仕掛け花火「カスティージョ」が新プログラムとして披露されることになりました!
今年のキーワードは「カスティージョ」です♪
新しい花火応援のカタチ「ガバメントクラウドファンディング(R)」
この国内2例目&関東初披露の「カスティージョ」ですが、打ち上げ披露を実現させるために「ガバメントクラウドファンディング(R)」に挑戦中です。
この「カスティージョ」の母国、メキシコは花火の安全基準が日本ほど整っておらず、花火職人たちの社会的地位も決して高いとはいえないそう。花火事故も毎年のように起きており、メキシコ州知事は、その改善を図ろうと埼玉県にお声がけしたそうです。
メキシコとこうのす花火大会のスタッフは両方の国を行き来して、2018年頃から「カスティージョ」披露に向けて技術交流を行っているんです。メキシコ州は花火製造がとても盛んで、特にこのカスティージョは、現地の写真を見ると、点火前の高さ 3・40 メートルにもなる鉄骨は荘厳で、仕掛けも美しく、まるで移動遊園地がやってきたかのような心躍る花火です。
「カスティージョ」の披露は国内2例目、関東では初です。しかも、現地の職人が日本にやってきて披露するというのはめったにないこと。職人さんたちの、美しい花火を打ち上げたいという想いや、子どもたち、家族たちに立派な花火を見せたいというのは、万国共通です。小さい頃から花火に慣れ親しんできた日本人の私たちも、「カスティージョ」を応援したいと思いませんか?
究極のリターン型「ふるさと納税」の仕組みを利用
ちょっと「カスティージョ」への想いが勝手に熱くなってしまったのでここで一息。
時代の流れといいますか、クラウドファンディングのプラットフォームって年々多様化していて、花火のクラウドファンディングもめずらしいことではなくなってきました。伝統の花火大会の存続や、復興の花火、さまざまな想いのもと、取り組みが行われています。なかでも、鴻巣市が取り組んでいるのは「ガバメントクラウドファンディング(R)」、つまり、自治体(鴻巣市)が行っているクラウドファンディングです。
▼ここがおすすめ「ガバメントクラウドファンディング(R)」
ふるさと納税の寄附の仕組みを使っている「ガバメントクラウドファンディング(R)」寄附金額は翌年の納税額の控除の対象になり、自治体からは寄附金額の3割程度の返礼品(という名の地域の特産品)が選べる
つまり、「ふるさとチョイス」で簡単に寄附ができ、同時に返礼品が選べちゃうんです。花火を応援しながら、美味しいお肉とか果物とか楽しめるって…お得すぎませんか!?
鴻巣の特産品が選べる
「鴻巣って免許センターがあるとこでしょ?」というのはよく聞く話(らしい)です。鴻巣にはたしかに免許センターがありますが、免許センターは特産品ではありません(爆)。鴻巣市には素敵な特産品がいろいろあるんです。
こうのす花火大会・観覧チケット
もちろん「こうのす花火大会」の有料観覧席チケット選べます。ペア(2 名)・ファミリー(4名)の2種!(目玉の花火打ち上げ券とカスティージョデザイン権利は残念ながら7月で終了してしまいました・・・)
松川牧場の美味しいお肉
鴻巣市の荒川の河川敷に、松川牧場という鴻巣市唯一の牧場があるんですが、家族経営で、牛一頭を無駄なく消費者に提供するんですね。これがとにかく美味い。ブランドも等級もなければ、サシが売りでもでなく、赤身が美味しいんです。試す価値ありですよ!
常光(じょうこう)の梨
埼玉県て、日照時間に恵まれてるんですよ。鴻巣市は市内にお花専門の市場があるくらい花苗が名産ですが、農産物もよく育つんです。に注目なのが梨。今なら、みずみずしすぎて(=傷みやすいため)県外に出回らない大玉の彩玉(さいぎょく)なんかも手に入ります。一食の価値アリですよ!
もち麦
ちょっと前にブームになったもち麦。モチモチ&ブチブチッとした食感で、おにぎりに入れても美味しいし、何より、食物繊維が多くて低糖質。栄養価も高いんです^ ^
って、花火から話題がだんだんそれてしまいましたが、とにかく、花火を応援しながらふるさと納税ができるっていう新たな仕組みがこの「ガバメントクラウドファンディング(R)」なんです。
「ガバメントクラウドファンディング(R)」申し込み方法
寄附金の使い道を「カスティージョ披露」に指定するには「緑のふるさとチョイス」から申し込むのがポイント
通常、ふるさと納税では、寄附者が自分の寄附を何のために使ってほしいか、使い道が選べるんですが、今回はぜひ「カスティージョの披露のための資金」と、指定していただきたいんです。それには、「ふるさとチョイス」の「ガバメントクラウドファンディング(R)」専用画面から申し込む必要があります。
▼「ガバメントクラウドファンディング(R)」申込URL(外部リンク)
「ふ・る・さ・とチョ~イス~♪」って赤いロゴがおなじみだと思うんですが、チョイス内には、「ガバメントクラウドファンディング(R)」専用のページ(緑色のロゴが目印!)があり、鴻巣市のページを開いて寄附をすると、自動的に「カスティージョ」披露のための資金になる仕組みです。
同じ画面を下のほうにスクロールしていくと、選べる返礼品の画像が出てきますよ。花火チケット、ペア(2名)・ファミリー(4名)ももちろんあります!そこから申し込むだけ!
ふるさと納税の控除の仕組みもまったく変わりませんのでご安心を!「見慣れないページだな~」としり込みせずに、ぜひ「カスティージョのために」と指定していただければと思います。
赤いチョイスのほうにも「こうのす花火大会チケット」の申込ページがありますが、こちらでは「カスティージョ」の使い道は選べないのでご注意を!そこにも「ガバメントクラウドファンディング(R)」のリンクが貼ってありますので、ぜひそこから緑のチョイスへ飛んでみてください。
ちなみに、寄附募集期間は 2019 年 9 月 30 日まで。万が一、目標額を達成しなかったとしても、必ず「カスティージョ」のために使われますのでご安心を!
メキシコ花火の振興と子どもたちの未来を守るために…
日頃から私は「せっかく花火をみるのであれば、特等席である『有料観覧席』でゆったり間近で見てほしい」とお伝えしています。
それはもちろん、花火がきれいに見られる!とか、ゆっくり会場入りできるとか、見る側の方のメリットもたくさんあるんですが、花火大会というのは、実に多くの人が花火づくりや会場づくりに携わっていて、その方たちの助けや励みになるんです。
花火大会は大きなイベントなので経済効果が高いと思われがちですが、多額の運営費がかかるなか、収支のバランスや人手不足、騒音など、さまざまな理由で伝統の花火大会が姿を消すことも珍しくはないんです。
ニュースで目にした方も多いのではないでしょうか?昨今では見物客の増加により警備費が逼迫、中止を決断する花火大会も相次いでいます。
運営に携わる人、地元の花火を楽しみにしている子どもたちのためにも、ぜひ来場する皆さんが一人でも多く、協賛や有料観覧席の購入、クラウドファンディングといった形でご協力いただき、お一人おひとりが、それぞれの形で花火大会を盛り立てていただけたらと思います。
「カスティージョ」披露の翌月、11 月(死者の日)にはメキシコで花火大会「さいたまナイト」が開催されるそうです。
死者の日といえば、映画「リメンバー・ミー」でもおなじみの、街じゅうがガイコツだらけになるという、メキシコ最大の祝祭です。そこでメキシコの方たちに日本の花火を見ていただき、大いに感動していただく…考えただけでワクワクします!
まぁ、さすがに私はメキシコまでは行けませんが(笑)
最後に
大好きな「こうのす花火大会」の「カスティージョ」実現に向けて、少しでも応援したいとの思いから記事を投稿しました。
皆さんも是非、こうのす花火大会・カスティージョを応援いただけたら幸いです。
▼「ガバメントクラウドファンディング(R)」申込URL(外部リンク)