インフルエンザ・ノロウィルスなど、毎年この時期になると猛威をふるうお決まりの病。大人はともかく、子ども、特に小さいお子さんをお持ちのご家庭は常にハラハラ・ドキドキですよね。
「なんか熱っぽいな」「少し元気が無いな」こんな事は日常茶飯事。翌朝病院に連れて行けばいいか―ぐらいの健康状態ならまだしも、夜間(夜中)の急な発熱や嘔吐・痙攣などを発症すると親としては「ヤバい!どうしよう!」とパニックになるものです。
明らかにやばい状況(意識レベル低下など)は真っ先に119番(救急車)ですが、それ以外の場合、いわゆる「大人だと我慢できそうなレベル」というのは判断に悩みますよね。
「いますぐ病院に連れて行くべきか」or「朝まで待って病院に連れて行くべきか」
そう「いますぐ」か「朝になってからか」ここが見極めが難しいポイントです。そんなときどうすればよいか?実際に我が家が遭遇した実話を元に、少しまとめてみます。参考にしていただければ幸いです。
ph0enix2011 Jr. 帰宅から発症まで
まずは、うちの子が帰宅してから発症までの流れを少し書いてみたいと思います。
1)保育園から帰宅した子どもの様子が少し変!?
2歳6ヶ月の子をもつph0enix2011です。これは先週水曜(12/10)の夜の出来事でした。19時ごろ保育園から帰ってきた子どもですが、少し元気が無いかな―と直感的に感じた私。
妻が言うには「今日、保育園で急性胃腸炎の子が3名出たらしいよ」とのこと。この時点で「ウチもそうかも?」と少し不安になりましたが、少し元気が無いかな程度であまり気にもせず。
しかし、いつもは帰宅後、飲んだり食べたりするのに今日は飲まない、食べない。やっぱりおかしい…
2)検温異常なし、でもグズる子ども
ご飯も食べない子どもに「やっぱりおかしい」と思い、熱を測ったら36.7℃。熱は無く平熱でした。「トイレに行きたい」というので連れて行きましたが、大が出なくて大泣き。んー、グズるなんて珍しい。※この時点での異常は「元気がない」「食欲が無い」「いつも以上にクズる」
妻が寝かしつけに入ったのがだいたい20時頃。私はリビングでテレビ鑑賞。この間私の頭のなかには「やっぱりウチもか」そんなことを考えていました。
3)やっぱりかウチもか!?発症!(嘔吐)
程なくして(20:30ごろ)妻の「○○(子の名前)吐いた!」との叫び声が聞こえました。急いで部屋に行くと、敷布団の上に大量の吐しゃ物が。うちの子はここ最近(1年半ぐらい)嘔吐などしたことなかったものですから、親子ともどもビックリ!子どもは大泣き、親はオロオロ。
やっぱりウチも何かしらの病気にかかったと断定した瞬間でした。
夜間(夜中)子ども(乳幼児)の具合が悪くなった!その時どうすれば良いか?
妻が子どもを看護している間、私はこんな時どうすれば良いかネット検索し対処法を探していました。真っ先に救急車やタクシーなどで病院に連れて行くという親御さんもいらっしゃるでしょうが、結論から言いますと、「的確な状況判断」がもっとも大切となります(実際に電話相談でそう言われました)
その子の状態(状況)にあわせて行動を取ることが大切です。そう「いますぐ病院」か「自宅静養」か。
※私が住んでいる船橋市を例に記載します
1-1)電話で相談する
ふなばし健康ダイヤル24(0120‐2784‐37)
24時間365日で休日や早朝・夕方の当番医療機関(病院、診療所)を案内してくれます。ちなみに船橋市民専用です。
1-2)専門医に相談する
千葉県小児救急電話相談(0432429939)
まずは子どもの健康状態を聞かれますので、なるべく詳しく正確に状況を伝えます。その状態に合わせ「今すぐ病院に連れて行くべきか」「自宅で様子を見るべきか」的確なアドバイスをしてもらえます。もっともおすすめの方法です。
2)ネットで確認する
こどもの救急ホームページ
子どもの症状から、医療機関で受診させるか自宅で様子をみるかのチェックが出来ます。慌てて連れて行く前にまずはチェックしてみるもの良いかもしれません。※(社)日本小児科学会ウェブサイト
この3方法がオススメです。今回は船橋市を例に記載しましたが、1-2)2)は船橋市以外にお住まいの方も使える手段かと思います。※特に2)はネットなので使えますね。いずれにせよ、的確な状況判断と的確な対処が必要となります。
我が家が使った対応方法
ちなみにうちの場合、まずは1-1)ふなばし健康ダイヤル24(0120‐2784‐37)へ電話し、その後1-2)千葉県小児救急電話相談(0432429939)を案内されましたので、そちらに電話。
専門医へ相談したところ救急車を呼んだりしていますぐ医療機関を受診させる必要はなく、「水分をこまめに、自宅で様子を見てください」とのアドバイスを頂きました。今思えば「おそろしく的確なアドバイス」だと心底思っています(汗)さすが専門医!
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なぜ真っ先に病院ではなく電話相談なのか?
「いや緊急なら、真っ先に病院でしょ?」と思うかたも多いと思いますが、正直これについてはケース・バイ・ケースです。
我家の場合は「急な嘔吐」でしたので電話相談としましたが、これが例えば痙攣・意識不明などの重篤な状況ですと救急車を呼ぶのが当然の行動となります。
それ以外、いわゆる軽症の場合は「自宅で様子を見る」ほうが、かえって得策の場合もあります。その理由は2つあります。
- 慌てて病院へ連れて行くことへの子の体への負担
- 診察までの待ち時間によるこの体への負担
子どもの体への負担も考え、まずは専門医への電話相談。そこで的確なアドバイスを受けることがもっとも正しい対処法といえるかもしれませんね。
子ども(乳幼児)の夜間緊急時の対応方法 まとめ
いつもと違う(具合の悪い)子どもを見ると慌ててパニックになりがちですが、冷静・的確な判断が必要と感じました。ご自身がお医者さんなら別ですが、そうでない場合、やはりまずは専門家からの適切なアドバイスを受け行動する。これが最も確実ではないかと思います。
これからの季節、小さいお子さんをお持ちのご家庭では、我が家のような状況に遭遇する機会もあるかと思います。慌てること無くまずは専門医への相談。これを心がけてもらえればと、少し経験した親よりちょっとしたアドバイスでした。
その後の我が子
その日は計7回も嘔吐した我が子。千葉県小児救急電話相談(0432429939)からは「水分はこまめに摂取してください」と言われましたのでイオン飲料を与えるもすぐに嘔吐。ようやく嘔吐がおさまったのがAM3:00ごろでした。
翌朝、近所の小児科を受診したところ「急性胃腸炎」との診断でした。薬を処方してもらいましたが、すぐに何事もなかったかのように元気いっぱいでした。ノロやロタウィルスとかの重症化するものでなくて良かったです^^;
あとこの時期ですから、テーブルや便座・ドアノブなど、子どもの手の届く範囲・子どもが触りそうなものはこまめに除菌・消毒することも忘れてはなりませんね!
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