いつも応援ありがとうございます、花火マニア:安斎幸裕(hanavideo)です。花火に関するニュース・話題を、花火マニア・安斎幸裕が徹底解剖! 一般の方向けに、私の見解交えながら分かりやす~く紐といてお届けする【花火マニアの想】のコーナーです。
今回のニュースは、「わびさび」を表現 大曲の花火・春の章、詳細を発表をお届けします。
以前当ブログでご紹介いたしました、花火の祭典・国際花火シンポジウム。2017年4月24~29日の4日間、秋田県大仙市にて開催されます。その毎夜、花火が打ち上げられるのですが、最終日4月29日(土)のフィナーレを飾る大型プログラム「ワイドスターマイン」の詳細が発表されました。
国際花火シンポジウム2017 in 大曲
2017年4月24~29日、4日間の日程にて「国際花火シンポジウム」が開催されます。この国際花火シンポジウムとは「有識者会議」であり、各国から花火に精通したメンバーが秋田県大仙市に集結し、花火を主題にしたアツい議論を繰り広げます。※国際花火シンポジウムの詳細は別記事に記載しましたのでそちらをご覧下さい。
ニュースの概要
秋田県大仙市と大曲商工会議所などでつくる第16回国際花火シンポジウム実行委員会(佐々木繁治委員長)は28日、来月24~29日のシンポと併催する「大曲の花火春の章『世界の花火 日本の花火』」の詳細を発表した。約2500発のフィナーレ花火では、市内4業者が「Cool Japan~静・雅・動・麗~」をテーマに共同制作した花火を打ち上げる。(引用元:秋田魁新報)
この国際花火シンポジウムと併せて開催される花火大会。全4日の日程で、計約33000発の花火が打ち上げられます。フィナーレとなる4日目・4/29(土)は約12000発の打ち上げ、夏場の大規模大会並の発数です(夏の大曲花火は約18000発の打ち上げ)。
「花火の祭典にふさわしい、威信をかけたプログラムをぶっ込んでくるんじゃないか!?」と密かに期待しておりましたが、やはり期待通り!(いやそれ以上か!?)
国際花火シンポジウム・フィナーレ花火は7分間・2500発!圧巻のスケールですね\(^o^)/
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花火動画で比較!7分間・2500発の花火ってどれだけすごいの??
この国際花火シンポジウムと併せて開催される花火大会ですが、先述の通り4日間で約33000発の花火が打ち上げられます。最終日は1日で12000発の打ち上げとなります。
で、その最終日の最後のフィナーレプログラムは7分間・2500発打ち上げとなるわけですが、数字だけ見ても「どのくらいすごいの?」って話ですよね…花火マニアとしては7分間・2500発はヨダレが出るほど充実の内容なわけですが、一般の方にはそのスケール感はわかりにくいもの。ではでは、わかりやすく、花火動画で比較してみましょう!
5分間・2000発打ち上げの花火プログラム「長岡フェニックス」
まずご紹介するのは日本三大花火の一つ、長岡まつり大花火大会の代名詞的プログラム「復興祈願花火・フェニックス」です。こちらは5分間で2000発の打ち上げとなります。国際花火シンポジウム・フィナーレ花火は7分間・2500発ですから、これよりも長くもう少し多めの花火が打ち上がることになります。
5分間・3000発打ち上げの花火プログラム「いわき花火」
次にご紹介するのは福島県で人気の花火大会、いわき花火大会のグランドフィナーレの映像です。こちらは5分間で3000発の打ち上げとなります。国際花火シンポジウム・フィナーレ花火はもう少し少なめですね(ケムケムで後半ほとんど見えませんので悪しからず…)。
花火マニアの想 国際花火シンポジウム・フィナーレ花火 まとめ
花火動画で比較してもちょっとわかりにくかったですね(汗)すみません…
大曲で開催なので、全国花火競技大会「大曲の花火」大会提供花火を参考にするのが、一番想像つきやすいかと思います。この大会提供花火は約7分間ですし、打ち上げ発数も同等です。ただこの動画のようなスーパーワイド打ち上げにはならないと思いますが…(2016年の大会提供花火は、最終的に幅900mにて打ち上げられました)。