いつも応援ありがとうございます、花火マニア:安斎幸裕(hanavideo)です。花火に関するニュース・話題を、花火マニア・安斎幸裕が徹底解剖! 一般の方向けに、私の見解交えながら分かりやすーく紐といてお届けする【花火マニアの想】のコーナーです。
今回のニュースは、「大曲の花火に「佐藤勲賞」創設 創造花火発案、功績後世へ」をお届けします。
日本最高峰の花火師が集結し栄えある賞「内閣総理大臣賞」を競い合う、名実ともに日本一の花火大会・大曲の花火。そこに新設される「佐藤勲賞」とは、いったいどんな賞なのでしょうか??
大曲の花火・創造花火特別賞に「佐藤勲賞」新設
全国花火競技大会「大曲の花火」とは、毎年8月最終土曜に秋田県大仙市にて開催される、花火師がその匠の技を競い合う日本最高峰の花火大会です。
マニアはじめ一般の方にも馴染み深い、名実ともに日本一の花火大会「大曲の花火」。最高峰の花火師に贈られる「内閣総理大臣賞」はじめ、多数の賞が用意されています。その中に、今年第91回目の大会より、新たに「佐藤勲賞」が設けられる事となりました。
ニュースの概要
複数の大輪と想像力で夜空を彩る創造花火。大曲商工会議所と秋田県大仙市でつくる全国花火競技大会実行委員会(佐々木繁治委員長)は、今年8月に開かれる第91回大会から優れた創造花火に贈る特別賞「佐藤勲賞」を創設する。(引用元:秋田魁新報)
この賞名にある佐藤勲氏とは、「大曲の花火」を一躍有名にした創造花火の生みの親。その功績を讃えるとともに、佐藤勲氏の名を後世に残したいとの思いから「佐藤勲賞」と命名したようです。
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大曲の花火 創造花火とは?いくつ賞があるの??
日本最高峰の花火大会・内閣総理大臣賞が授与される花火大会・綺麗な花火がたくさん打ち上がる花火大会・花火師のコンテストetc…大曲の花火といえば連想される言葉がたくさんありますが、今回の記事に取り上げた「創造花火」とは一体どのようなものなのでしょうか?
大曲の花火 創造花火とは?
大曲の花火と言えば、昼花火・夜花火と2つに分かれて競技が行われるわけですが、この創造花火は夜花火の一部として打ち上げられます。
創造花火とは
創造の名のごとく従来の丸型の概念を破った花火。 昭和39年(1964年)の大曲全国花火競技大会から全国で初めてとり入れられた花火で、秋田県大仙市が創造花火の発祥地です。元大会委員長の故佐藤勲氏の考案により、打ち上げ花火にテーマをもうけて形態・色彩・リズム感・立体感など、花火師の創造性を追求したものです。(引用元:大曲の花火オフィシャルサイト)
各花火師がテーマを設け、そのテーマに沿った音楽に併せ、リズミカルに花火を打ち上げる、それが創造花火であり、その考案者が佐藤勲氏なのです。
大曲の花火 与えられる賞の数は?
大曲の花火と言うと真っ先に「内閣総理大臣賞」が思い浮かびますが、実はその他にも沢山の賞が用意されています。その数なんと10以上!その数多ある賞の中に「佐藤勲賞」が加わります。
花火マニアの想 まとめ
今年から新設されるということもあり、この佐藤勲賞に輝くのはどこの花火師なのか!?いまからとても楽しみでもあります。同時に、佐藤勲賞新設記念の花火なんか打ち上がったら面白いですよね!
今年も大曲の花火に大いに期待です♪